元朝日新聞中東特派員のジャーナリスト・貫洞欣寛さんに、中東情勢、特に今回はパレスチナ問題について教えていただきます。以前貫洞さんのシリア情勢に関する講義を聞いたのですが、非常にわかりやすく勉強になりました。今回の資料も見せていただきましたが、ここまで深い解説をじっくり聞ける機会はなかなか無いと思います。ぜひ多くの方に聞いていただきたいです。
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<講師コメント>
2023年10月7日のハマスの越境攻撃を機に、著しく激化したパレスチナ側とイスラエル軍の紛争。ガザ地区での死者は7万人を超え、220万人が暮らし都市化が進んでいたガザは、ほぼ廃墟と化した。ヨルダン川西岸地区と東エルサレムでも、パレスチナ人の家屋破壊や追放
が続いている。トランプ政権の介入でガザ地区では昨秋、停戦が発効したが、その後もガザ地区への攻撃は止まっておらず、イスラエル政府はガザや西岸で人道援助活動を行ってきた国際NGO37団体の活動登録を2025年末で失効させた。
パレスチナ問題は、なぜ解決しないのか。なぜアメリカはイスラエル支援を続けるのか。ネタニヤフ政権、トランプ政権、そしてパレスチナ側の各派はそれぞれ、何を目指しているのか。元朝日新聞中東特派員のジャーナリストが、分かりやすく解説する。
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【講師】
貫洞欣寛さん
【講師プロフィール】
貫洞欣寛(かんどう よしひろ)
広島県出身。1994年、朝日新聞社に入社。国内勤務を経てカイロ・アメリカン大学に語学留学。中東アフリカ総局(カイロ)に特派員として2回計約6年勤務したのち、ニューデリー支局長に。2018年にBuzzFeed Japanに入社。ニュースエディター及びニュース編集長として国際問題を中心に取材・執筆を続けた。2023年からはパレスチナなどで活動する国際NGOの日本支部に勤務し、オウンドメディアを統括している。そのかたわら、ジャーナリストとして中東情勢や南アジア情勢をNHK文化センターや複数の大学で講義。青山学院大ではジャーナリズム論の講師を務めている。
【日時】
3月20日(金・祝)
18:00開始(受付は1時間前から可、入場は30分前から可)19:30終了予定
【場所】
REBEL BOOKS 2階(受付は1階)
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【会場参加】
【参加費】
1800円
※お支払いは当日です。受付・支払いは1階、会場は2階。
【申込】
専用申し込みフォームからお申し込みください
https://forms.gle/ttJFH3zpvYtds2yo7
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【配信参加】
【参加費】1500円
★配信終了後も開催日の2ヶ月後までアーカイブ視聴が可能です。
★アーカイブは開催日の1週間後まで購入可能です。
【申込】
レベルブックスWEBショップからご購入ください。配信URLを記載したPDFがダウンロードできます。
https://rebelbooks.theshop.jp/items/136887466
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【会場定員】
25名
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参考書籍:貫洞さんにパレスチナ問題についておすすめの本を教えていただきました
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■「パレスチナ問題のいま」の全体状況が分かる本
『パレスチナの「いま」を知るための24章』 明石書店 鈴木啓之など編
『パレスチナ問題の展開』 放送大学叢書 高橋和夫
『世界史の中のパレスチナ問題』 臼杵陽 講談社現代新書
『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』 大和書房
それぞれ、日本の中東研究の第一人者による概説。
『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 ダニエル・ソカッチ NHK出版
アメリカに暮らすユダヤ人の視点から、イスラエルとは何か、なぜ強硬姿勢を取り続けるのかといった点を解きほぐす。
■もう少し深く知る
『ハマスの実像』 川上泰徳 集英社新書
長く中東で取材を続け、ハマスにも直接取材を繰り返してきた元朝日新聞中東アフリカ総局長による、確実な取材を元にした書。川上さんはカンドウの師匠でもある。
ハマスは「単なるテロ組織」ではなく、パレスチナ社会に深く根ざした存在であり、「ハマスの根絶」という議論が単なる空論であることが、よく分かる。
『イスラエル人の世界観』 大治朋子 毎日新聞出版
エルサレム特派員を務めた毎日新聞記者が、イスラエル人がなぜ、日本から見れば特異な政治姿勢や歴史観を持つのかを取材、解説した本
『パレスチナ問題』 エドワード・サイード みすず書房
「オリエンタリズム」という概念を通じてポスト・コロニアル理論を確立したエルサレム出身の知の巨人、故エドワード・サイードによる評論集。キリスト教徒のパレスチナ人。オスロ合意による自治の失敗などは全て、ここに予告されていた。
『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』 鶴見太郎 中公新書
ユダヤ史、イスラエル史を専攻する若手学者によるユダヤ人史。
『帝国と民族のあいだ: パレスチナ/イスラエルの重層性』 鶴見太郎・今野泰三編 東京大学出版会
冒頭に上げた4つの本よりも、さらに専門的に深い考察を集めた最新の研究書。
■パレスチナ文学の名作
『ハイファを離れて/太陽の男たち ガッサン・カナファーニー 河出文庫
「なぜだ、なぜだ、なぜお前たちは助けを求めなかったのか」。外部からパレスチナ人に浴びせされるこの言葉に象徴されるパレスチナの不条理を描いた、パレスチナ文学の不朽の名作。著者は1972年、ベイルートでイスラエルに暗殺された。
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